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第4週 観察と改善Day 28 / 30所要時間の目安: 45分

Day 28 数字で決めて、勝ちに +20%、負けを止める

今日のゴール:損益分岐 ROAS を基準に、キャンペーンごとの継続/増額/停止が決まり、実行済み。

Claude Code で進める場合:作業フォルダで /ads-setup 28 と打つと、このページの手順を 1 ステップずつ一緒に進め、結果を確かめてくれます(入れ方は Day 1)。

1 直近 14 日の数字をキャンペーンごとに集める

今日は予算を動かす日です。判断は 14 日分で行います。7 日では曜日の偏りや 1 件の大きな注文で数字が動きすぎるからです。

ads.google.com → 「キャンペーン」 → 期間 「過去 14 日間」 → 表示項目 「週次」(Day 22)→ キャンペーンごとに「費用」「コンバージョン」「コンバージョン値 / 費用」を読む

adsmanager.facebook.com → 「キャンペーン」 タブ → 期間 「過去 14 日間」 → 「消化金額」「結果」「購入 ROAS」を読む

次の表に 1 行ずつ書きます。「判断」の列は次のステップで埋めます。Day 14 で決めた損益分岐 ROAS と目標 CAC(顧客獲得単価)も、表の上に書いておきます。

3 つのキャンペーンについて、費用・コンバージョン・ROAS の 3 つの数字が並んでいる。

2 3 つのルールで「判断」を埋める

ルールは 3 つだけです。感覚では決めません。

ルール条件判断
A. 増額ROAS が損益分岐 ROAS 以上1 日予算を +20%。それ以上は学習がやり直しになる
B. 停止ROAS が損益分岐 ROAS 未満 かつ 14 日の費用が 目標 CAC × 3 以上停止。十分なお金を使って、それでも黒字にならなかった
C. 保留ROAS が損益分岐 ROAS 未満 だが 費用がまだ 目標 CAC × 3 未満保留。判断するにはお金を使い足りない。来週もう一度見る

Day 14 の例(損益分岐 ROAS 2.0、目標 CAC 3,000 円 → 目標 CAC × 3 = 9,000 円)で埋めると、次のようになります。

キャンペーン費用(14 日)コンバージョンROAS判断
Google ブランド検索9,800 円74.3A. 継続。予算を使い切っているなら +20%
Google 標準ショッピング56,000 円212.5A. +20%(4,000 円/日 → 4,800 円/日)
Meta Advantage+ 販売112,000 円261.4B. 停止。素材を見直してから再開
(例)今月足した新しいキャンペーン6,000 円11.2C. 保留。9,000 円に達してから判断
Google ブランド検索は、ほぼ止めません。店名で検索する人は買う直前の人で、費用も小さいからです。ROAS が損益分岐を下回るとしたら、キーワードに店名以外の言葉が混ざっている可能性が高いので、そちらを直します。
Meta が B に当てはまるときの例外が 1 つあります。Day 25・27 で入れた新素材がまだ 7 日走っていない場合は、1 週間だけ C(保留)にします。素材を替えた直後の数字は、替える前の素材の結果を含んでいるためです。
自分の表の「判断」列が、A・B・C のどれかで全部埋まっている。

3 A のキャンペーンに +20% を実行する

増額は 1 回 20% までです。5,000 円なら 6,000 円、4,000 円なら 4,800 円です。次に増やすのは、少なくとも 7 日後です。

Google: 「キャンペーン」 一覧 → 対象の行の 「予算」 列の金額にカーソル → 鉛筆 → 新しい金額(例 4800)→ 「保存」

Meta: 「キャンペーン」 タブ → 対象の行の 「予算」 列にカーソル → 鉛筆 → 新しい金額 → 「公開」(Advantage+ 販売は予算がキャンペーンにあります。広告セットに予算がある場合は「広告セット」タブで同じ操作)

画面が違う場合は、「予算」の列か、キャンペーンを開いた先の「予算と掲載期間」を探してください。

Meta で 20% より大きく増やしたいときは、既存のキャンペーンを触らず、「複製」→「新しいキャンペーン」 で高予算版を別に作ります。元のキャンペーンの学習を壊さずに、大きい予算でも走らせられます。7 日後に両方の ROAS を比べて、悪い方を止めます。
A のキャンペーンの「予算」列が、元の金額の 1.2 倍になっている。

4 B のキャンペーンを停止し、C は触らない

Google: 「キャンペーン」 一覧 → 対象の行の左端にある ステータスの丸「一時停止」

Meta: 「キャンペーン」 タブ → 対象の行の左の トグルをオフ

停止は削除ではありません。設定も素材も残ります。Meta を止めた場合は、来週までに次の 2 つを見てから再開を考えます。

  • Day 24 の「カートから購入」の割合が 10% 未満なら、先にストアを直す。
  • Day 23 の「頻度」が 3 を超えていたなら、素材を 3 本以上入れ替えてから再開する。

C(保留)のキャンペーンは何も触りません。来週の月曜に、また 14 日分で見ます。

停止したキャンペーンの予算を、そのまま A のキャンペーンに全部足さないでください。足すのは 20% までです。残りは翌週以降、少しずつ動かします。
B のキャンペーンが「一時停止」または「オフ」になり、C のキャンペーンは何も変わっていない。

5 判断を記録し、第4週をふりかえる

今日の表を、付録の 週次レビューシート の「判断」欄に貼ります。「いつ・何を・なぜ変えたか」が残っていると、来週の数字の変化を「変えたせいか、たまたまか」で読み分けられます。

第4週のまとめ

第4週は「触らない 3 日」から始めて、初めて数字で触りました。覚えることは 4 つです。黒字か赤字かは MER(総売上 ÷ 総広告費)で判断する。素材は CTR で入れ替える。検索語句は買わない言葉を除外する。予算は 14 日分の ROAS で、+20%・停止・保留の 3 つから選ぶ。同時に変えるのは 1 つだけ、増やすのは 1 回 20% まで。この型を毎週繰り返すのが、来月からの運用です。

シートに今日の判断が残り、来週の月曜に見る 3 つの数字(MER、CTR、ROAS)が分かっている。

Claude で確かめる(任意)

ここまでの結果を検証スキルで確かめます。Claude Code を開いて、次を打ちます。MCP をつないでいない項目は管理画面の表示を聞かれるので、見たままを答えれば判定してくれます。

/weekly-ads-review

直近 7 日 vs 前 7 日。MER・CAC・素材疲労と、変えるもの 1 つ

NG が出たら、指摘された Day に戻って直します(例: /ads-setup 5)。

今日のチェックリスト

全部にチェックが入ると、トップページでこの日が「完了」になります(このブラウザに保存)。

明日の予告:Google の Performance Max(全自動キャンペーン)を開くかどうかを、3 つの条件で判断します。条件を満たしている人だけ、「一時停止」の状態で作るところまで進めます。