Shopify 広告 30日間入門 30日一覧 付録 全体チェックリスト 中文
第1週 土台づくりDay 1 / 30所要時間の目安: 70分

Day 1 全体像をつかみ、独自ドメインをつなぐ

今日のゴール:教材の進め方が分かり、自分のドメインでストアが開き、Claude Code が Shopify を読める状態になっている。

Claude Code で進める場合:作業フォルダで /ads-setup 1 と打つと、このページの手順を 1 ステップずつ一緒に進め、結果を確かめてくれます(入れ方は Day 1)。

1 この30日で何をするのかを知る

広告を出す前に、「注文が正しく記録される配線」を先に作ります。広告のシステムは、この配線から届く「買った人」のデータを見て、誰に広告を見せるかを学びます。配線が無いまま広告費を使うと、最初の 2 週間分の予算はほぼ無駄になります。

やることお金
第1週(Day 1〜7)ストアを審査に通る状態にし、Google に商品を送る使わない
第2週(Day 8〜14)Meta と Google に「購入」データが届く配線を作り、テストする使わない
第3週(Day 15〜21)素材を用意し、Google → Meta の順に広告を出す少額から
第4週(Day 22〜28)触らずに観察し、数字で判断して初めて調整する継続
仕上げ(Day 29〜30)次の一手を決め、毎月の型を作る

守ってほしい原則は 4 つです。この教材のどのページも、この 4 つから外れません。

  1. データを先につなぐ。お金は後で使う。
  2. ピクセル(購入を記録する仕組み)は、Google に 1 つ、Meta に 1 つだけ。
  3. 広告を出してから 5〜7 日は、何も変えない。
  4. 黒字かどうかは Shopify の売上 ÷ 広告費(MER)で判断する。
1 日の作業は 30〜60 分です。「所要時間」より長くかかっても問題ありません。途中で止めるときは、各ページ下のチェックリストに印を付けておくと、次回どこからか分かります。
上の表の「週」ごとの流れを、自分の言葉で誰かに 1 行ずつ説明できる。

2 独自ドメインが必須である理由を知る

ドメインとは、example.com のようなストアの住所です。Shopify が最初にくれる xxx.myshopify.com は Shopify の住所を間借りしている状態で、次の 2 つができません。

  • Google Merchant Center(Google に商品を登録する場所)で、ストアの所有者として「確認と申請」ができない。→ Google に商品を出せない。
  • Meta(Facebook / Instagram)で「ドメイン認証」ができない。→ 購入データの扱いに制限がかかる。
両方のサービスは「このストアは本当にあなたのものか」をドメインで確かめます。間借りの住所では確かめようがないので、先に自分の住所を持ちます。
「なぜ myshopify.com のままでは広告が出せないのか」を一言で言える。

3 ドメインの画面を開く

Shopify 管理画面 → 左メニュー一番下 「設定」「ドメイン」

ここに今つながっているドメインの一覧が出ます。まだ xxx.myshopify.com しか無いはずです。

ドメインをまだ持っていない場合と、すでに持っている場合で分かれます。

A. まだ持っていない

右上 「新しいドメインを購入する」 → 欲しい名前を入力 → 空いている候補から選ぶ → 「購入」

Shopify で買うと DNS(住所の案内板)の設定が自動で済みます。年 2,000〜3,000 円程度が目安です。迷ったら .com.jp を選びます。

B. すでに持っている(お名前.com、ムームードメインなど)

右上 「既存のドメインを接続する」 → ドメイン名を入力 → 「次へ」

「自動で接続」のボタンが出たら、それを押してドメイン会社にログインすると、あとは自動です。出ない場合は手動で 2 つの設定をドメイン会社の管理画面(DNS 設定)に入れます。

種類ホスト名
A レコード@(または空欄)23.227.38.65
CNAME レコードwwwshops.myshopify.com

入れ終わったら Shopify に戻り、ドメインの画面で 「接続を確認する」 を押します。DNS の反映には数分〜48 時間かかるので、失敗しても翌日にもう一度押せば通ることが多いです。

画面の文言が違う場合は、「接続」「購入」「ドメイン」という言葉の付いたボタンを探してください。意味が同じなら同じボタンです。
「ドメイン」の一覧に自分のドメインが表示され、状態が「接続済み」になっている。

4 プライマリドメインに設定する

プライマリドメインとは、お客様がストアを開いたときに実際に表示される住所です。接続しただけでは xxx.myshopify.com のままなので、切り替えます。

「ドメイン」の画面 → 自分のドメインの行の右の 「…」 または 「管理」「プライマリドメインとして設定」

同じ画面に「すべてのトラフィックをこのドメインに転送する」というチェックがあれば、オンにします。

ここを忘れると、Google の審査で「申請したドメインとストアの住所が違う」と判断され、Day 7 で止まります。
シークレットウィンドウで自分のドメインを開くと、ストアが表示され、アドレスバーの住所が自分のドメインのままになっている。

5 鍵マーク(SSL)を確認する

ブラウザのアドレスバーに鍵のマークが出ていれば完了です。これは Shopify が自動で用意する証明書で、接続から最大 48 時間で有効になります。

「ドメイン」の画面 → 自分のドメインの行 → 状態が 「SSL 保留中」 なら待つ。「接続済み」 だけになれば完了

自分のドメインをスマホで開いて、鍵マークが出て「保護されていない通信」と出ない。

6 Claude Code を入れ、伴走スキルと Shopify をつなぐ

この教材は、毎日 Claude Code(ターミナルで動く Claude)と一緒に進める前提で書いてあります。Claude は 2 つの役割をします。「作る」側は、次に押す場所を 1 つずつ案内して結果を確かめる /ads-setup「確かめる」側は、できあがった設定が正しいかを判定する /ads-setup-audit と各検証スキルです。アカウントを作った日に、そのサービスの接続(MCP)も済ませていきます。今日は Shopify です。

A. Claude Code と伴走スキルを入れる(10 分)

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

次に、この教材のリポジトリの skills/ フォルダの中身を ~/.claude/skills/(Windows は C:\Users\あなたの名前\.claude\skills\)にコピーします。ストア専用の作業フォルダ(例: ec-one-ads)を作り、そこで Claude Code を起動します。

cd ec-one-ads
claude
/ads-setup 1

ストアの URL を聞かれるので答えると、進捗ファイル .ads-setup/progress.json が作られ、以後は毎日 /ads-setup だけで続きから始まります。

Claude Code の中で / と打つと、/ads-setup/ads-setup-audit が一覧に出る。

B. Shopify を Claude につなぐ(15 分)

Shopify の管理画面を Claude が読めるようにします。読み取り専用の鍵(アクセストークン)を作ります。

Shopify 管理画面 → 「設定」「アプリと販売チャネル」 → 右上 「アプリを開発」「アプリを作成」 → 名前に claude-readonly「Admin API 統合を設定」 → スコープで read_productsread_ordersread_customersread_pixels にチェック → 「保存」「アプリをインストール」「Admin API アクセストークン」を表示(1 回しか表示されないのでメモ)

「アプリを開発」が見当たらない場合は、dev.shopify.com の Dev Dashboard で同じものを作ります。取れたトークンで、作業フォルダから次を 1 回だけ実行します。

claude mcp add shopify -- npx -y shopify-mcp --accessToken shpat_あなたのトークン --domain あなたのストア.myshopify.com

つながったかを、読み取りだけのお願いで確かめます。

私のストアの商品数と、直近の注文 3 件の注文番号を教えてください。変更はしないでください。
スコープ(権限)は読み取りだけにします。書き込み権限は、1 週間使って数字が管理画面と合うことを確かめてから、必要になった時に別のアプリとして追加します。トークンは他人に見せない、チャットに貼らない。
今日つないだのは Shopify だけです。Meta は Day 8、Google は Day 12 で、それぞれアカウントを作った直後につなぎます。コマンドの詳細は 付録「Claude に任せる確認作業」 にもまとめてあります。
Claude が商品数と注文番号を正しく答え、Shopify 管理画面の「商品管理」「注文管理」の数字と一致している。

今日のチェックリスト

全部にチェックが入ると、トップページでこの日が「完了」になります(このブラウザに保存)。

明日の予告:日本の法律で必要なページ(特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシーなど)を作り、フッターから開けるようにします。Google の審査担当者が実際に見るページです。