Shopify 広告 30日間入門 30日一覧 付録 全体チェックリスト 中文
第4週 観察と改善Day 25 / 30所要時間の目安: 45分

Day 25 MER と CAC を計算し、素材を差し替える

今日のゴール:直近 7 日の MER と CAC が出ていて、CTR 最下位の素材 1〜2 本を新素材に替えている。

Claude Code で進める場合:作業フォルダで /ads-setup 25 と打つと、このページの手順を 1 ステップずつ一緒に進め、結果を確かめてくれます(入れ方は Day 1)。

1 Shopify で直近 7 日の総売上と新規顧客数を出す

黒字かどうかは、広告の画面ではなく Shopify の売上で判断します。これが Day 1 の 4 つ目の原則です。まず売上と新規顧客数を出します。

Shopify 管理画面 → 左メニュー 「分析」 → 期間 「過去 7 日間」 → カード 「総売上」 の金額を読む

「分析」 → 上部 「レポート」 → 検索欄に 顧客「初回のお客様とリピーターの売上」(「新規顧客とリピーター」など似た名前)→ 「初回」の顧客数を読む

画面が違う場合は、「初回」「新規」という言葉の付いた行を探してください。

「総売上」と「新規顧客数」の 2 つの数字を、付録の 週次レビューシート の「Shopify」欄に書いた。

2 Google と Meta の 7 日間の広告費を出す

ads.google.com → 「キャンペーン」 → 期間 「過去 7 日間」 → 一番下の行 「合計: アカウント」「費用」

adsmanager.facebook.com → 「キャンペーン」 タブ → 期間 「過去 7 日間」 → 一番下の合計行の 「消化金額」

2 つを足したものが「総広告費」です。Day 22〜23 で転記してあれば、シートの数字をそのまま使えます。

Google の費用、Meta の消化金額、その合計の 3 つがシートに入っている。

3 MER と CAC を計算し、損益分岐と比べる

MER とは、総売上 ÷ 総広告費です。ストア全体で「広告費の何倍の売上が立ったか」を表します。CAC(顧客獲得単価)とは、広告費 ÷ 新規顧客数で、新しいお客様 1 人を連れてくるのにかかった金額です。Day 14 の例(客単価 6,000 円、原価 3,000 円、損益分岐 ROAS 2.0)で計算すると次のようになります。

項目数字どこから
直近 7 日の総売上180,000 円(注文 30 件)Shopify 分析
Google の費用30,000 円Google 広告の合計行
Meta の消化金額60,000 円Meta の合計行
総広告費90,000 円足し算
MER2.0180,000 ÷ 90,000
損益分岐 ROAS(Day 14)2.0損益分岐 ROAS 計算機
新規顧客数24 人Shopify 分析
CAC3,750 円90,000 ÷ 24
初回注文の粗利3,000 円客単価 6,000 − 原価 3,000
比べるもの読み方上の例では
MER と 損益分岐 ROASMER が上なら広告全体で黒字、下なら赤字2.0 と 2.0 で、ちょうど損益分岐。広告費と粗利が同額
CAC と 初回注文の粗利CAC が下なら初回で回収できている。上ならリピート購入で回収する前提になる3,750 円 > 3,000 円。初回では 750 円の持ち出し。2 回目の購入で回収できるか

自分の数字を同じ表に入れて計算してください。計算機ページに MER の欄もあります。

各広告画面の ROAS は、その広告が自分の手柄と数えた売上だけで計算されます。MER はストア全体の売上で計算するので、広告同士の重複や、広告を見てから検索して買った人も含まれます。だから黒字の判定は MER で行います。
自分の MER と CAC が数字で出て、損益分岐 ROAS と初回粗利のどちらと比べても「上か下か」が言える。

4 3 つの画面の注文数が合わない理由を知る

Shopify は 30 件、Meta は 20 件、Google は 15 件。合計すると 35 件で、実際の注文より多くなります。どの画面も嘘は言っていません。数え方が違うだけです。

画面数え方
Shopify 注文管理実際に入った注文の数30 件
Meta 広告マネージャ広告をクリックして 7 日以内、または見て 1 日以内に注文した人を「自分の手柄」と数える20 件
Google 広告広告をクリックして一定期間(標準では 30 日)以内に注文した人を「自分の手柄」と数える15 件

この「何日以内なら自分の手柄か」をアトリビューション窓(成果を数える期間)と呼びます。Instagram で広告を見て、翌日 Google で店名を検索して買った人は、Meta にも Google にも 1 件ずつ数えられます。

使い分けはこうです。黒字か赤字かは Shopify の数字(MER)で判断する。どの素材・どのキーワードを伸ばすかは、各広告画面の数字で判断する。各画面の ROAS が高く見えるのに銀行口座にお金が残らないときは、Day 5 の重複ピクセルも疑ってください。
「なぜ Meta と Google の注文数を足すと Shopify より多くなるのか」を一言で言える。

5 CTR 最下位の素材を 1〜2 本、新素材に差し替える

ここで初めて「触り」ます。触るのは Meta の素材だけです。予算・入札・ターゲットは変えません。

adsmanager.facebook.com → 「広告」 タブ → 期間 「過去 7 日間」 → 列 「CTR(リンククリックスルー率)」 で並び替え → 表示回数が 1,000 以上あって CTR が最下位の 1〜2 本 → 行の左の トグルをオフ

次に、止めた本数と同じだけ新しい素材を入れます。Day 15〜16 で用意して、まだ使っていない写真や動画を使います。いちばん確実なのは、CTR 上位の広告を複製して中身だけ替える方法です。

CTR 上位の広告にチェック → 上部の 「複製」「元のキャンペーンと広告セット」「複製」 → 開いた下書きで 広告名を 素材名_日付 に変更 → 「メディアを変更」(または「メディアを追加」)→ 新しい画像・動画を選ぶ → 見出し・本文はそのまま → 「公開」

画面が違う場合は、「複製」「メディア」「公開」という言葉の付いたボタンを探してください。

同時に 2 つ以上のことを変えないでください。素材を替える日に予算も動かすと、翌週どちらが効いたのか分からなくなります。予算は Day 28 まで動かしません。
「広告」タブで、下位の 1〜2 本が「オフ」、新しい 1〜2 本が「審査中」または「アクティブ」になっていて、アクティブな素材の数が減っていない。

Claude で確かめる(任意)

ここまでの結果を検証スキルで確かめます。Claude Code を開いて、次を打ちます。MCP をつないでいない項目は管理画面の表示を聞かれるので、見たままを答えれば判定してくれます。

/weekly-ads-review

直近 7 日 vs 前 7 日。MER・CAC・素材疲労と、変えるもの 1 つ

NG が出たら、指摘された Day に戻って直します(例: /ads-setup 5)。

今日のチェックリスト

全部にチェックが入ると、トップページでこの日が「完了」になります(このブラウザに保存)。

明日の予告:Google のショッピングキャンペーンに除外キーワードを追加します。「無料」「作り方」「中古」など、買わない人の検索語句を止めて、無駄なクリックを減らします。